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ドイツで踊るバレエダンサー 夏生のブログ

バレエダンサーの食事事情

この仕事をしていると頻繁に聞かれることがあります。

 

それは食事について。

(ここからは私の場合のお話なのでバレエダンサーみんながこういう食生活ではありません。この中で言う私の仕事はリハーサル=ずっと動き続けているということだけ頭の隅に置いて読み進めて下さいね(^-^) )

 


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いわゆるこのバレリーナという職業、

きっとよく知らない人はバレリーナは凄く細くて食事管理も厳しいイメージがあると思います。

 

ですが...

 

私は基本的に食べたい物を好きなだけ食べます!

特に疲れきって家に帰ってきたときに無性に食べたくなるものはポテトチップスフライドポテト(^^;

とにかくしょっぱいものが食べたい、カロリーが欲しい..!

 

...というのも、私の場合1日に食事をするのは夜の一回のみです。

朝はコーヒー、お昼もコーヒー、仕事の休憩中にゆで卵一つorバナナorチョコレート少し。仕事が終わって帰ってから初めてその日の食事。

 

一見シビアだなって思うかもしれませんが 私の場合どれだけ仕事中にお腹が空いてもお昼ご飯をしっかり食べちゃうとそのあとの仕事に支障が出て来てしまうのです。

 

過去に一度、さすがにこの食生活じゃダメだと思い、数日間お昼ご飯に軽くサンドウィッチを食べて午後の仕事に入ったことがあります。

ですが毎回お昼を食べるとそのあとの仕事で気持ち悪くなり身体も重たくなり、動きずらくなりました...

結局私はこの仕事をしている以上お昼ご飯は食べない方が良いと自分の中で結論が出ました。

食べても上に挙げたようにゆで卵やバナナ、チョコレート。

それ以上食べるとそのあとの仕事で吐き気がしてくるのです。

あと眠くなる!!(^^;

 

その代わり、夜は食べたいもの、栄養のあるもの、たんぱく質をメインにしっかりと食べる!

 

みんながみんなそうではありませんが、色々見たり聞いたりしていると私と同じような食生活のバレエダンサー、沢山います。

こういう場合のほとんどは、ダイエットや体型を気にする以前に仕事に支障が出てくるからなのです。

 

もちろんお昼をしっかり食べないと午後の仕事で動けない!という人も沢山います。

 

なので一概にこれがバレエダンサー、バレリーナの食事!というわけでなく、あくまで私の場合、ということですね。(^^)

 

ただこの生活をしているとデメリットが一つ。シーズンオフ(主に夏休み) はヨーロッパの場合、基本的に6週間あります。

この6週間、長くて良いなぁと思うか長過ぎて嫌だと思うかは人それぞれ...

勿論私はオフの時には日本に一時帰国します。年間で唯一日本に帰れる時期!

ですが勿論オフになると多少身体を動かしにお稽古に行くことがあっても確実にシーズン中よりも運動量は少ないのです。

ですが久々の日本に心浮かれて大好きな日本食三昧...

もうお分かりかと思いますが...

毎年この6週間で最低でも6kgは体重が増えます(^^; 

私はこの期間、年間の私のぽちゃぽちゃ期と思っています。どれだけ増えても1年にこの6週間だけだから!!と....シーズン中ではあり得ないくらい自分に甘々です(^^;

それもシーズンが始まればすぐに食生活も戻るので体重も元に戻るかそれ以上に減るときもあります。これを毎年繰り返し...もはやこれも職業病ですね。

 

ちなみに私達の仕事は基本的に10時から18時まで。その間に一時間のお昼休憩があるだけです。あとは舞台のスケジュールによっても仕事時間は変わってきます。

舞台がある日は途中で長めの休憩が入って22時又は23時まで。

仕事時間だけを見たら一般企業に勤める方よりも少ないかもしれません。ですがこの間ずーーっと踊り続けています。

いわゆる一般企業に勤めている方々とはまた別の大変さ。身体を酷似しなければなりません。その点でいうとアスリート。ですが、バレエはスポーツではなく、総合芸術...

難しい話になってしまうのでそれに関してはまた別の投稿で(^^)

 

そんなわけで、以上、バレエダンサーの食事事情でした!

 

ここまでご覧頂きありがとうございますm(_ _)m

 

 

( Instagram: @natsuki.26_ )