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ドイツで踊るバレエダンサー 夏生のブログ

100%から120%

こんにちは(^^)

 

 

タイトルの100%から120%、

仕事に対しての私の考えの1つです。

 

シンガポールの舞台の後、とあるダンサーから言われた一言。

 

"普段リハーサルのときは静かに仕事をしているのに舞台ではびっくりする程輝いてた。舞台に立つと良い意味で別人だね。" 

 

これってある意味私が今求めていて目指していることの1つ。

 

というのもリハーサル、普段の仕事の時は勿論その日その日の自分の100%を出し切れるようにリハーサルをします。

だけど本番でそれ以上、120%の力を出すには勿論+αの練習が必要。

それって別に練習しているときは誰かにどれだけ練習しているんだよって言うのは見せる必要なくて。(見せたい人もいるけど..)

でもそれでやり続けていざ舞台に立ったときに普段以上に輝いてる、何倍も良く見てる、そういう方が見ている人にとってインパクト強いっていうか...

ある意味見ていて楽しいダンサーだと思うんです。

"いつの間にかめっちゃ成長してる、やるじゃんこいつっ"

みたいなw

 

個人的に他のダンサーを見ていても外には見せないような努力してる人、それが踊ったときに見える人ってカッコいい!

 

 

 

"THE 一匹狼"

 

みたいな人

本当に凄いと思うし自分もそうなりたいって凄く思います。

周りからの無駄なエネルギーを寄せ付けないくらい自分に集中できる人。

それから、それができる人のオーラって物凄い..

今まで何百人、もしかしたら何千人というダンサー達を色々な場所で見てきたけど、それを目の前で見たのは片手で数えられるくらい本当にごく数人。

数ヶ月前にとある世界トップダンサーを目の前で見たときの彼女の圧倒的オーラ、集中力、彼女の周りを流れる空気感...今までに感じたことのない とにかく物凄いとしか言えないような圧倒的な"何か"があって。世界のトップで居続けるってこういうことなんだなと。まさに一匹狼。貴重な経験でした。

そこから私がバレエに対する姿勢というか、向き合い方が変わったのも事実で。

たった1人の影響だけどこの"1人"が持つ影響力ってすごいなと。

私も世界のトップにはなれなかったとしても近いものにないたいですね。

 

だってそんなに自分を変えるような経験をさせてくれる人に出会って成長しないのはとにかく勿体無い!!

そしてそこから自分の中で普段の身体の使い方だったり全てにおいて肉体改造してきてからのシンガポールの舞台後に頂いた言葉。

あ、少しずつ形になってきてる!

って身をもって感じて本当に嬉しかった(^^)

 

あと100%の準備を常にしていると当たり前だけど本番で強くいられる。

それはバレエに限らずスポーツ選手とか色々な人が言っていますよね。

自分はこれだけやったんだから大丈夫!

舞台にしても競技にしても受験......何やるにしても結果を残したいなら結局は自分を信じる以外何もないと思っています。

自分が自分の今現在の力や可能性を信じてあげられなかったら少なくとも100%の力は出ない。それ以上なんてもっての他!!!

 

それにはくどいようですがいざというときに自分を信じられるだけの準備。

100%の準備 +α。

仮にこれをして本番に失敗したとしても後悔は絶対にしないし、それまでの頑張りが無駄になることもない。そもそも+αで準備している時点で"思いがけない失敗" というのも想定しておく!

だからもし多少の失敗したとしても焦らないし引きずらないで次へ進めると思うんですね。

失敗したところを振り替えるのは本番全てが終わってから!

 

 

ちょっと終わり方が分からなくなってしまったので...(苦笑)

 

今回はこの辺で

 

 


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